タンザニアという名称よりもキリマンジャロの名称で親しまれるタンザニアのコーヒー豆。タンザニアの気候、標高、土壌などの豊かな大地が、絶妙なバランスで珈琲豆の味わいに影響を与え、珈琲愛好家に愛されています。このページでは、タンザニアの珈琲豆の秘密に迫ります。
1.タンザニアの珈琲豆の栽培環境と味の特徴
タンザニアのコーヒー豆はその多くが標高1,500m~2,500mのキリマンジャロ、ンゴロンゴロ、ウスンギロ、マランディなどの標高の高い山岳地帯で栽培されています。その生産量も世界17位。
標高の高い地域では涼しい気候が支配し、適切な降雨量と日照時間が豆の成長を促進し、柔らかな酸味とフルーティな味わいが特長の珈琲に仕上がっていきます。
ちなみにタンザニアで収穫された珈琲豆で、水洗式で精製され品種がアラビカ種であれば全てキリマンジャロとして出荷・販売されることになります。
このキリマンジャロは欧州への輸出が多く、イギリスのエリザベス女王も園地を視察し英国王室御用達の珈琲焙煎所に納入されています。
2.タンザニアの珈琲豆の楽しみ方
(1)産地別の味の違いを楽しむ
タンザニアのコーヒーは、フルーティで芳醇な香りと酸味、豊かな後味を楽しめる珈琲ですが、キリマンジャロ、ンゴロンゴロ、ウスンギロ、マランディなど栽培環境によって味に違いが出ます。
(2)焙煎度別による味の違いを楽しむ
(3)抽出による味の違いを楽しむ
タンザニアにはラッシュアンドディップ方式という伝統的な飲み方があります。
日本茶のように1回目に抽出した珈琲、2回目に抽出した珈琲、3回目に抽出した珈琲と徐々に薄くなっていくコーヒーの味わいを楽しむ方式です。
3.マルゴで取り扱うタンザニアの珈琲豆
(1)「タンザニア キリマンジャロ AA FAQ」の名前の持つ意味
直訳するとタンザニアのキリマンジャロ地方で取れた FAQ(総合品質 – Fair Average Quality)がAA階級(最高品質)以上の豆という意味です。AAとはタンザニアの珈琲豆の格付けの1つでAAからCまでの4段階に分けて格付けされています。AAはその最高位です。
(2)3つの焙煎度合いを準備しました。
ぜひ焙煎度で違うタンザニアの珈琲の味わいをご賞味ください。